MODEL CARS連載

ZACO制作室楽園デジアナ模型教室 

ネコ パブリッシングより、年6号発売のMODEL CARSで、37号から連載している記事を紹介します。MODELA,PICZAを中心に初心者にも分かりやすくデジタル環境を利用した模型製作を解説しております。実は!最初の方はデータをとばしてしまいました。とりあえず、どんなものか画像で参考にして下さい。2000/11月から月刊になりました。

連載の過去の記事INDEXはこちらです。

MC88

ギター地獄

先月号の原稿執筆直後知り合いのY君より電話『寺部さん最近広い所にいらっしゃる様ですね。』『なんだよ・・急に』『ギター50本位置けませんか?デカイ戦車プラモもモデルガンも沢山在るんですが・・』『そんな!50本なんて!』『じゃ!40本お願いします。弾いてて良いですから。』この悪魔の囁きの依頼を受けた。Y君の叔父さんは結構有名なコレクターだったのだが御不幸にも急死されてしまいY君が相続したとの事。ギターのコレクションは百数十本、プラモ戦車もビックスケールを中心に多量、モデルガンもM16,カービン系が数十本在るという。Y君自身もギタリストなのだがあまりの量に困り、処分するにしてもせっかくのものを簡単には出来ないという事・・・ただあんまり高価な物はこっちも困るから比較的入手可能な40本、運びましたよ。メルセデスA160のリアシート外して25本、もう1台の普通車に助手席も使って15本・・女房に内緒・・に出来る訳無く『うう・・Yは病気で・・その〜失職して住む場所も無く・・・』『ヘェー病気の方が大汗かいて、運んでる訳ね・・』という事で自分の分も合わせると毎日1本ずつ弾いても2ヶ月かかる訳ですよ。毎晩私今日はデイブ・メイソン、スティファン・スティルスか?寺内タケシかジョージ・ハリソンか状態な訳です。何故関係無いギターのお話か?関係が無い訳ではありません。ギターという物は例えばシンセサイザー等とは違って、不完全楽器で在り、厳密にはチューニングは合わない、つまり全ての弦は限り無く対象音に近いとは言え、限り無く合って居ない訳で正にアナログな訳です。そこが大きな魅力な訳です。今回作例となる人の顔なんて物も同じで左右が完全対象なんて顔はまず無い・・(昔何処かで聞いたけど完全な顔ってカトリーヌ・ドヌーブだって?)だからPC で簡単に出来る様なもんじゃ無い訳です。昔六角大王の解説書をお手伝いした時に打ち上げが在るというので(僕以外は皆さん人間作ってる方だったんですが)どーせモテない男の集団が東急ハンズの紙袋持って集まってに決まってると(失礼!)思って行きましたら・・紳士の集団で・・外れてるのは私でした。その中で顔製作名手の方はお医者さんでした。結局つめて行くと医学的な知識が必要になって来る訳です。現在別件でやっておりますが娘の顔を斜からの写真をベースに六角大王のマンガモードで製作して居ますが、これはちゃんと作るには時間はかかります。

 

まっですから六角の人体作成モードでやってしまう訳です。

 

 やっと本題、編集長の顔は止めて実在のドライバーの模型データ製作という事で、古い雑誌を物色しました。しかし日本のこの時期(書いてるのは梅雨真っ盛りですが・・)古い雑誌めくってると痒くなりますね・・まっ梅雨が在るから美味しいお米も食べられる訳ですが・・作成方法は前回の様に六角大王の人体作成機能を使用します。

1.まず雑誌の画像を2Dスキャナーで取り込みます。昨今デジカメの性能も高く(昔のでも出来ますけどね)

面倒だっら撮っても良いですけど・・・デジタル万引きはダメですよ!

2. 六角大王の人体作成機能は人体の特徴的な部分の位置設定して、ベースとなっている人体データに反映させデータを作るものです。グラフィックで楽しむ場合は元の画像が形状データに張り付けられる訳ですから在る程度は綺麗にする必要が在りますが、形状を作成する為にはそれが分かる程度の画像で在れば良い訳です。今回分かりやすくする為に顔の部分だけを切り取った画像ですが、別にそれ程丁寧にやる必要は在りません。

 

3.まっ正面から見た全身の写真が在れば良いのですが、痒いので顔だけ見つけまして、体ほぼ同じ様な骨格をライブラリーから選びました。画面を画像で保存しまして2Dソフトで先程の顔と合体です。MACの場合はアップルキーとshiftキーと3を同時に押せばカチャっとハードディスクに保存です。WINの場合はprint screenを押して、アクセサリーから張り付け、保存という事になります。(こういう所でMACが手放せないんですよね)

4.一連の作業です。前回編集長を作成した様に簡単です。

 

5.完成したらドライブポジションにしましょう。深く座るポーズをライブラリーから選択しまして、腕は動かす事が可能です。とりあえずここまでやって、保存します。必ずしも運転ポーズだけじゃ面白く無いですよね。ヘルメットとって、ピットでM6かM8でピットマンと会話なんてーのが良いかと?

 

 

 

 

6.このデータを1/24で製作したとして体は良いとしても顔は似ているかというのが問題かと思います。率直申し上げて1/24程度のスケールで人間の顔なんてものはブルース・マクラーレンだろうがデニス・ハルムだろうが私、編集長だろうがそれ程変わるものではございません。模型の場合は塗装、女性の場合は化粧という武器も在る訳です。(昨晩は綺麗だったのに朝見たら・・という経験在りますか?)模型としてらしく見せるにはデフォルメが必要です。その為に通常モードにしたデータの顔の部分を選択別に書き出します。

 

7.前回少々触れましたがこの顔の部分だけを大きく切削します。

 

 

8. 5倍の大きさで切削しました。

これを写真を参考にデフォルメします。完成後それを3次元スキャナーで読込み1/24のスケールで切削すれば、5倍の大きさ1mm盛ったとしますと0.2mmの表現が出来る訳です。

今回はここまで、夏の終わり頃続きを!

 

又又盛況『第3回MODELA腕自慢会』

例によって急に盛り上がり開催されたMODELAユーザー会ですが今回は川崎ロボワン常連大集合、MODELAガールもアオザイで登場でした。その他色々な工夫例の発表が在りまして勉強になりました。詳細は又!

次は切削手順です。

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