フ〜!間に合った・・さて前回少々紹介させて頂いたが、現行MODELAのMDX15/20の切削能力を大幅に向上させる改造モーターキットの最終量産試作品が今回間に合ったので御紹介する。ビックリですよ!前回御紹介した様に製作したのはMajicBOX代表 堀井一氏、元々杉浦機械設計事務所製作の斬鉄modelaに刺激を受け、もう少し安価にと仮称『斬鉄MODELAライト』として我々マジで製品化を目指しております。販売という部分で当然改造だからメーカー保証は無くなるし、実はあまりの威力に初心者に売るのは危ないかも?という部分も合って実際に販売するまでにはまだ多少時間を頂くが、既にこの試作機で3台目、本書が発売する頃には4台目も完成し、開発発表イベント(2/22)も開催予定、テストは既に200時間以上おこなっている。一口に改造モーターと言っても単純にモーターだけを強力にすれば良いという訳では無い。例えばMODELA等の切削機では切削中に異常な負荷を感じた時には自動停止する機能や当然各切削する材質に応じての設定に対応する機能が在る訳です。今回改造にあたり現行機種はその辺のバランス(消費電力、音、強度等)非常に上手く出来ているという事が分かった。例えばこのキットを使用すればオリジナルで4時間かかるアルミ切削作業が約1.5時間に短縮される。しかし切削音も3倍になる事を覚悟してもらいたい。基本的にMODELAの構造を充分に考慮してソフトも含めた機能に全て対応させる為に、切削部分を別電源化した。又回転数を電源ユニット側から切削中も変化出来る様にもしてある。切削の熱で溶ける可能性の在るプラスチック等や逆に軽金属の表面の仕上げには非常に有効となる。そう、話は変わるが、これにメドが着いた段階で1/32スロットカー製作もまったく白紙になった。当初はシャシーもレジンで製作と思った訳だが、これが使えるならアルミ削り出し可変式シャシーでありますよ。ちなみにこの斬鉄MODELAの金属部分も斬鉄MODELAがアルミ削り出しで作っているのだ。以下に性能をまとめると
(1)無負荷回転数は可変で1万RPMから2万RPM(実測)
(2)最大トルクは推定ですが2.5cN・m(約250g・cm)は出ている。(モータ効率55から60パーセント)
(3)制御はMDXのモータ端子からの斬鉄モータON/OFF制御。斬鉄からはモータ断線エラー・過負荷状態・モータ拘束強制停止の三状態をMDXに返す。(つまりMDX15/20のオリジナルと操作は変わらない)
|
1.これが改造用パーツ まずモーター部分、冷却用にファンが付く、前から吸って上下に出す。下に向く風は切削塵が上に上がらない様にする効果にもなっている。 |
|
2.電源&コントロール部、オリジナルはモーター部分から本体に向かうが、本機はモーターはこの電源&コントロールに入る。これを又MODELA本体と接続する。 |
|
3.コントロール前面 POWERスイッチ、ERROR感知LED、ERRORリセットボタン、MODELA本体接続口、SPEEDコントロール(現状8500rpm〜20000rpm) モーターへの接続口が後部に在る。
|
|
取り付け方法 1.オリジナルのモーターをモータユニットから取り外す。 |
|
2.斬鉄モータを取りつける。 |
|
3.オリジナルモータからシャフトドライブ用パーツを抜き取り交換する。 |
|
4.斬鉄モータに3のパーツを取りつける。 |
|
使用方法 PC/MODELA共電源をOFFにする。 |
|
1.MODELA本体と斬鉄ユニットをミニDINケーブルで接続する。 |
|
2.斬鉄モータとユニットを接続し、電源ケーブルを接続する。 |
|
|
|
|
4.ユニットの電源を入れると冷却FANが回転します。 5.MODELAの電源をいれる。 |
|
|
|
|
凄まじい威力! どの位の威力が在るか?今回はアルミで検証する。例題はMODELAのサンプルファイルを使用した。結論から言ってしまうが、アルミだとバナナの荒取にMDX15オリジナル設定の場合、実に15時間8分(908分)かかる。これを仮に2倍切り込み量に設定(不可能?)にしても7時間37分(457分)で在る。でっ斬鉄設定では1時間54分(114分)で出来てしまう!実に約8倍の早さ、限界までやれば10倍まで行けそうなのであります。お〜怖い・・最も現実的には3〜4倍にしておいた方が良いとは思うが・・・
|
|
|
1.切削中、音は凄まじいです。 |
|
2.荒削り終了(切削刃の軌道確保も含めた基本切削、最も時間がかかる部分)
|
|
3.これ見にくいと思うがオリジナルの設定の約5倍にしているパラメーター画面です。オリジナルだとこの荒削りに約4時間かかりますが、多少余裕の設定で約1時間36分で終了しました。 |
|
4.荒削り/仕上げ切削比較、片面のみ仕上げ切削しました。
|
|
5.この後、限界まで研究した結果、更に時間短縮に成功してしまった。(17) |
如何でしょうか?実は非常に良い成果には喜んでいるのだが、はたしてこれを一般的に売ってしまって良いのか?という部分で慎重に考えなくてはならないと思っている。現状何か重大な問題が無い限り目標としている3月末の製品化は可能なのだが、多分、誰でも売ります・・は行なわず、在る程度経験の在る方を対象とすると思う。何故ならば、昨年だが切削機を無人運転中に刃と切削屑の摩擦で発火し小火となった事故が報告されているからで、そんな事になったらそれこそ大変だからね。
ガレージクゲヌマは6レーンになったらしい?ムム・・製作を急がなくては・・・
ザコ制作室(zacoda.com) 寺部 龍介
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|