もっと怒れ!

親バカとも何とでも呼んで頂きたいが、次男(4歳)の写真である。保育園の先生が撮ってくれた写真で本号発売は9月だけど夏らしくって中々良いでしょ?次男が通っている保育園はいわゆる無認可保育園だが歴史も在り教育方針も『ガキは泥だらけで良い』というもので僕は大変気に入っている。最近思う事は子供の時代に泥遊び、水遊び、粘土、虫捕まえたり、そこいらの実や貝食ったり・・・自然児的な生活は、成長してからのクリエイティブな能力に大きな影響を与えると思っている。次男の年から0〜2歳児だけではなく3歳以上の保育も出来る様に鎌倉市に申請中で在る為、我が家では他の父兄と共に残留させている訳だ。先日市役所から通知が在った。日本でトップクラスの退職金を誇る鎌倉市としては(余談だが我が国の10人に一人は役人の様だが)2歳児までの保育は足りない状況に在る為認めるが、3歳以上の保育に関しては 予算が無いので補助金は出せないとの事だった。

 天文学的数値の財政赤字を語る時、政府や経済ジャーナリストが三戸黄門の印篭の様に出す話、国民資産1200兆円が在る。僕のサイトでは以前御紹介したが、我が国の財政赤字カウンターというのを公開している。(http://www.zacoda.jp/zaisei.html)元々これは慶応大学経済学部の学生がやったものでちゃっかりコピーさせて頂いた。金利計算が若干違うので(今は金利0に近いからね)政府発表より多いがこの原稿を書いている平成14年7月31日午後12時31分現在790兆8029億余りで1秒ごとに約200万増えている。それに約400兆の特殊法人が出した赤が在る訳だ。合わせて赤も1200〜1300兆という事・・その国民資産1200兆円の大部分を持っているのは65歳以上で在る。僕の住む鎌倉そして逗子は全国でも有数の65歳以上の人口が多い町で在る。僕が持っているこの年代の人々の印象は・・・ペイオフをにらみ、株や投資は恐い?いや、そもそも勉強不足で我が国のどういう部分が発展性が在るか分からないので、虎の子は郵便局と日本で1流、世界で3流の某都市銀行の間で行ったり来たりさせている。まっそれでITもネットバンクも何の事すら分からないので常に振込機械の前で列を作っている人々である。子育て世代の我々は恐らく年金なんぞ無いが、彼らは当然満額支給を受け、数多くの特典(税務特典、交通費の割引き等)に恵まれている。確かに彼らが戦後我が国を立ち直らせた云々という決まり文句も在るが、そういうラッキーな時代だったに過ぎない訳で、どんな馬鹿がやっても忙しい時代だったとも言える訳だ。しかも残されたこれだけの負担で在る。老人福祉の為のミニバスがガラガラで運転され、寄付や物納された土地が溢れるわが町の風景を見て、孫子の先の代まで大きな負担を残した世代が優遇され、未来を担う子供の予算が取れないという事にまったく納得が出来ないし、誰も大声出さないからあえて書くが、確かに立派な方も中には居るが、大多数の65歳以上を(それだけじゃ無い団塊の世代もだが)僕はこれっぽっちも尊敬なんぞしていない。

 さて、何で冒頭こんな事書いたか?今回御紹介のMODELA腕自慢会でも目立ったが、現在小型加工機を使用して従来では中々出来なかった設計者自らが一人で部品等生産するという事から、独立し新しい活動をしている方々が多い。彼らはまだ微力かもしれないが優秀で大きな熱意を持っている。最近ひょっとしてこの分野は我が国の産業再生に最も有効なんじゃないかと確信に近い感覚を持っている。欧米であればここで投資環境が整っているから投資家から資金を調達して大きく発展する可能性も在る筈であるが、我が国はどーかという事を問いたかったのであるよ。金を持っている方々にそういう事を判断する能力やリスクを持つ勇気が在るのかという事だ。若者がプレゼンして守銭奴みたいな奴らが値踏みするという非常に不愉快なTV番組をやっていた様だが・・・銭儲かれば良いという話なら、日本の基幹産業は風俗になるかもしれないという話が在るよ。

又やるからね『MODELA腕自慢会』

ロボットロボット

低迷する我が国の産業の中で一筋の光りが見えるロボット関係で活動している方は多い。

今回はホビー用途や研究等非産業用ロボットの開発、販売を行っている藤野 裕之さんが参加された。又

参加予定だったが急な仕事で参加出来なかったRIKI (リキ) 田中 力さんもデータを送ってくれた。

 

藤野 裕之さんの2足歩行型ロボット

川崎市が行っている大会出場のロボットを展示、2足歩行は他足歩行よりも当然難しいのだが長くやっているので2足歩行を追求する役?になってしまったとの事。パーツ関係をMODELAで製作。

http://www.ne.jp/asahi/robo/fantom/index.htm

RIKI (リキ) 田中 力さんのペット型ロボットキット

当日残念ながら参加出来なかったがデータを送ってくれた。次回は絶対参加との事。ボデイ関係の原型製作をMODELAで製作した。キットでなんと50000円で販売中

http://www3.kcn.ne.jp/~chikara/

Q MODEL 最上久三郎さん

おなじみQ MODELさんはMODELAで原型製作を行ったR382を展示。元々MODELAは数年前

横浜のイベントで私がまんまと騙して売ったのだが、研究を重ねRINO(ステューデント版・・・最上さん学生だんたんですか?)で原型データを作成し、見事な製品を作られた。

http://www.yk.rim.or.jp/~q-model/

 

 

DOT上田

とある街の模型屋さんが本業の上田さんもMODELAの古くからのユーザー

同人活動 ゲームサークル「ジェネレーター」の代表として10年ほどコミケなどに参加、 現在「ゲル・ジェネレーター」代表。96年辺りから「ぜんのすけ」氏と模型関係でも活動を しています。98年8月のワンダーフェスティバルからガレージキット・ディーラーとしても活動を始めているとの事。

http://www.angel.ne.jp/~dot/

大日本技研 田中誠二さん

アニメやマンガ、ゲームに登場する銃のガレージキットを製作している田中さん。モデラ&ピグザは、複雑な形をしたグリップを左右反転するのに使っているとの事。基本的工作技術が優れている方で、素晴らしい作品。オリジナルの銃は現在ハリウッドからも映画で使用したいというオファーが来ているとの事。

http://www.poseidon.co.jp

センサブルテクノロジー

FREEFORMのデモ、作例

以前御紹介したが、まるでバーチャルの粘土細工のように、リアルな触感を頼りに削ったり盛り上げたり変形させながらデジタルモデルを具現化できるFREEFORM。当日は設計から店頭に出るまで1ヶ月という現状の商品化を例に操作の説明を行って頂きました。

http://www.sensable.com/

 

リアルファクトリー

CraftMILL&MDXコンソールのデモ等

現在僕も参加しているのだがMODELAで製作したソリッドガットエレキギターの製作例を展示。協力は星野楽器(イバニーズさん)

http://www.rfactory.co.jp/

 

瀬戸内プロ 織田 尚 さん

映画、TV等の特殊メイク、怪獣造型、着ぐるみ、各種プロップ製作 マーミット等のフィギュア原型製作をしている瀬戸内プロ 織田 尚 さん当日は、幻の番組用モバイルスーツ試作モデルを展示。

http://www.ne.jp/asahi/setouchi/pro/

有限会社杉浦機械設計事務所

以前御紹介した杉浦氏、本業は蒸気タービン及び大型風力タービン・重工系機械の設計・3次元モデルによる、構造・熱流体解析・エンジニアリング向けサーバー・ワークステーション・有限要素法用並列計算機(SMD)の設計製作販売  文部科学技術省・大学との共同研究(NASA/NASDA関連)・宇宙開発事業団、人材ネットワーク研究メンバー・日本機械学界 正員・日経デジタルエンジニアリング・CAD&CGマガジン等に多くの設計製造技術関連記事を執筆中 という実は堅い人なのだが、当日は「斬鉄モデラ拾五式・弐拾式」という数十万かけたMODELAの改造例とレーザースキャナーを用いた義足製作の研究例を紹介。改造 MODELAは金属をまるでバルサの様に切り裂く凄い性能!

http://www.machinedesign.co.jp

デスクトップマニュファクチャリング・切削RP関連

http://smd01.machinedesign.co.jp/smd5/rp.htm

 

合資会社 田木屋商店 中村 聡之さん

彼も古くからのユーザーで材料関係の手配に大きな功績の在る方、MODELAを制御する自作ソフト及びコンソールを公開。かゆい所に手が届くもので市販を希望する見学者も多かった。

http://www.tagiya.co.jp/

今回設計製造ソリューションとこのイベントを比較するという事をやりたかったが誌面が無いので又次の機会とする。早い話がどんどん自分でやる人が増えているという事ですが・・


 

マクラーレン・トヨタM12

以前から御紹介しているM12は個人的なワークとして進めているが、宮野さんから又面白いお話が入った。興味の在る読者の方は既に御承知かと思うが、7/15にイギリスのグッドウッドで行われたフェスティバル・オブ・スピードで、トヨタが副社長がドライブで、69年製のトヨタ7のNA5リットルエンジンを積んだマシンを走らせた。こういう事は僕は物凄く重要な事だと思っている。欧米ではモータースポーツは文化として定着しており、この様な歴史的なマシンはもの凄く大切にしている訳だが、比べて我が国は・・・結構冷たい訳で、何と言うかこの様な歴史を大切にするという事は付加価値の高い製品を作って行く事が重要な我が国にとって凄く必要な事だと思う。今回復元されたのは70年7月の富士1000Kmレースでエキジビション走行したNA仕様(ターボ7のボディ)だったが、過去御紹介した様にニュージーランドのトニーさんが所有している、故酒井正さんがドライブし、71〜72グラチャンで活躍したこのマクラーレンM12は、元々トヨタが69日本Cam-Amにこのトヨタ製エンジンを乗せて出場したシャシーそのものという事が判明している。宮野さんのお話はとても興奮するもので、トヨタ7復活のニュースを知ったトニーさんがそのエンジン積んでみたいと言っているとの事だった。もし実現したら凄い事だと思わないか?どうするかだが?

 

 

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