MC75
友人からスティーリーダンのライブDVDを借りて見ていたら、バックバンドとふざけて話しをする部分が在って、ドナルド・フェイゲンがベースのメンバーに『よく楽器を集めてる奴が居るけど、フロイトの理論だと、あれは幼年期の母親の愛情不足に起因する移行対象かな?』『子供が特定の毛布やぬいぐるみに執着するだろ。大人になっても同じように特定のモノに執着してある感覚を得ようとする・・』勿論半分ジョークなのだが、この話がそうなら僕も含めて本誌の読者の方々もかなり幼年期に母親の愛情不足が在ったのか?愛情はたっぷりでも足りなかったのか?例えば僕は既に40年以上の人生を歩んで来た訳で在るが、女房からはいい加減捨てろと言われているタオルケットが無いと寝られないし、模型ばかりでは無く、現在整理が進んでいないが多くのゴミに執着して生きて来た訳で、相当愛情に飢えている様だ。執着という事で今回は又MACの事についてお知らせしたいと思う。最近又かなりの御質問が寄せられているのがMACでMODELA,PICZAは使えないのか?という御質問なのだが、過去何回か本件触れたが、昨今状況も変化しており最新の情報をお届けしたい。こんな記事は多分この分野では他に無いと思うのでMACな読者は有り難く聞く様に、
さて、HPでもMODELAのMACコーナーも作り、メーカーさんに対しても大変僭越ながら、もしMAC で動かしたいという問い合わせが来たら、フォローはしていないとか言わないで、別に銭なんぞ要らないからこっちに振ってかまわないとまで言い切っているMAC派の寺部であるが、結論から申し上げて誠に残念では在るが、既にMACでMODEL.PICZAを動かす利便性はコストと労力という観点から見ると無い・・かな?という状況と認めざるを得ない。率直に言って、クリエイティブはMACでやる事は勿論良いと思うが、昔の様にPCの価格が高くて、又WIN、MAC間のデータ交換環境も大変だった時代ならば考慮する必要も在ったが、現在のWINマシンの価格・・これが凄く安い!最近ついに新品のWINマシンの新車をディーラーから定価で買ってしまったが、CPUは1.6ギガ(もう1.8ギガだけどね・・)ひと昔前のハードディスクの容量である!80ギガのHDと64メガのグラフィックボード、CDRWとDVD、メモリー1ギガ!価格は9万円台!という情勢の中でそれでもMACで動かす必要が在るのか?と言われれば素直に WINマシンを買った方が早いという事になる。これを前提にそれでもMACという方の為に今回綿密な情報をお届けしたい。
MODELA.PICZAのソフト
MAC対応ソフトは写真の最新版のローランドソフトウェアーパッケージにも入っている。対応ソフトは基本的なMODELA PLAYER(形状データを読み込んで切削の設定をするCAMソフト.MODELA以外のCAMM-3/2等にも使用できる。)とDr.PICZA(形を読み込むPICZA機能を設定するソフト)だけであります。他の添付ソフトは全てWIN版です。動作条件としてはOS7.5以上、メモリ20メガ以上、ハードディスク空き3メガ以上という事だが、既にこの数字は現実的では無い。今どきOSの7を使用してる人も珍しいだろう。メモリ20じゃ昨今OSも動かない。早い話、OSXには対応していないが、9.1までのクラシック環境(あたしゃOSX入れてませんがね)で大丈夫であります。
写真キャプション
01.少し前はCDの表に表記も無くなっていたが最新の(WINME対応版?)にはちゃんとMAC OSが出てます。
02.インストは簡単、出て来るメニューを選ぶだけです。
接続環境
シリアルポートが在る時代のPCIMACを使用しているユーザーならば対応コードを使用すれば問題無いが、USB等しか無い最近のMACの場合、シリアルクロスで接続する為には変換するハードが必要となる。僕が使用しているのは初代iMACにはiportというメザニンスロットにシリアルを増設する製品、PMACG3にはgPORTというモデムポートからシリアルを出す製品でこれは初代G4にも在る。最新のマシンでは写真のUSBからシリアルを出力出来るKEYSPANの製品を使用している。最近いずれも見かけないがヤフーオークション等にたまに出ているし、他にも何らかの製品が在ると思う。お薦めはKEYSPANだ。(PBOOK,iBOOKでも動作を確認している)PIIMACでも変換が必要なマシンでもMODELA,PICZAとの接続は下記のコードを使用する。
写真キャプション
03.シリアルの無いMACで本体に増設するタイプ。これはモデムスロットから出す。gPORTという製品。
04.お薦めのキースパン最近見かけ無いがUSBからシリアルを出力出来、MODELA(MDX15/20等)とも相性が良い。本製品は廃盤らしいが、キースパンでは各種の変換器機を作っている。アドレスはwww.keyspan.com
05.PIIMACでも変換が必要なマシンでもMODELA,PICZAとの接続は対応シリアルコードを使用する。メーカー推奨はサンワサプライ KRS-406M2K(2M) Mac用 クロスケーブル 3200円 メーカーホームページ(販売店情報も在ります) http://www.sanwa.co.jp/
テックパーツ TC-03CR-3.0 5000円 Mac用 クロスケーブル 3.0m
メーカーホームページ(販売店情報も在ります) http://www.tecparts.co.jp/
データの取り扱い
初期の頃はこの分野もデータ量は少なく、過去の記事でもそれ程高性能なマシンもメモリー量も必要無しと書いたが、前々回御紹介した記事にも関係するのだが、昨今はポリゴンデータでも面数が非常に多く昔だったら扱わなかった様なデータもマシンの急速な性能アップから扱う事が多く、又その様な環境は便利である。その為、WINユーザーでもかなりの方はメモリー実装1ギガ程度になっている。メモリーの扱いがWINマシンと比べ特徴的(メモリー依存度が高い)MACにおいてはきついのだがPICZA機能で3次元データ取り込みを細かく(又は広く)やりたい場合は最低でも300以上のメモリーは確保したい所だ。勿論少なくても出来るのだが写真の様にスキャン範囲を狭くするか、ピッチを広くする必要が生じる。画像は実装メモリーが少ない場合出て来るメッセージ、作業はソリッドギターのPUザグリ部分のデータ取りをPIX30でおこなっている所。又、当然データが大きければ切削の計算も時間がかかる訳です。切削自体はそれ程のマシンパワーを要求される作業では無いのだが、データを切削するツールパスの計算はマシンパワーが要求される訳です。写真は約5メガのデータのツールパス作業で御覧の様にパスはベタ面の様に細かい、G4/400MHzで数分かかっている。
写真キャプション
06(a/b).24スケールから43にスケールダウンする為データを取っている。MODELAの切削細小ピッチは0.025mmで在るから、24から43にする場合(約56%の大きさになる訳)PICZA機能の読み込みピッチは0.4mm以上細かくする必要は無い。
07(a/b).逆に32を24にしたい場合は(約133%) 約0.02幅ピッチで読み込んだ形状も切削する事が出来る訳です。この位の幅だと32スケールでも側面程度でもメモリーは沢山必要です。メモリーが足りないと次の様に表示されてしまう。
08.09.何やってるかというと..ソリッドギターのボディ材質がPUから出力された音にどの程度影響力が在るかを含めた実験ボディの製作でありまして・・楽器メーカーさんは分かっていても口が裂けても言えないと思いますが、空鳴りはともかく電気信号的には1%も無いという結論です。
10.11.ツールパス(切削の刃をどの様に動かすかという計算)はマシンパワーが要求されます。昨今の様にデータが細かくなって来ると昔のマシンではかなりの時間がかかります。
どの程度のマシンが良いか?
以上の様な事から現実的に現状MACでどれ位のスペックのマシンが良いか考えてみた。これは例えば昔のパフォーマーで出来ないかと言うと、出来る訳で(68でやってる人も居る!)安易に言えないし、出来なきゃ出来ないでどうするか考えるという事も非常に重要で在って、むしろ最初は貧弱な環境から始めて頭使った方が進歩が早いとも思えるのだが(僕がそーですから)まっそれ程ストレス無く使えるMAC 環境という事で提案したいが、まずPCIMAC以前はきついと思う。PCIMACでもG3以降又はG3/G4のCPUカードで300MHz以上は欲しい所、出来ればグラフィックも32以上が良いと思う。メモリーも最低で512程度は欲しい所だ。仮に現在MACユーザーで自身のマシンがこのスペック以上ならばどーしてもMACで動かしたいという希望ならば実用になる筈、しかし新たに中古で組んでと考えるならば400〜500MHzクラスのWINマシンの中古の方が断然安いと思う。
MACで出来ないかという問い合わせが多い背景は多分、大体普通の環境だったら今更高性能なマシンは別に必要無いと思っているユーザーが多いという事なんじゃないかとも思う。確かに仕事も含めて普通の方がインターネット、メール、ちょっとしたクリエイティブ(デジカメとか年賀状作るとか)程度の事ならば2〜3世代前のPCで充分な筈だ。新車で買ったWINマシンも実を言うとまだセッティングして無くて、6/15のMODELAのイベントでもMACユーザーで在る特撮の造型をやっている瀬戸内プロさん(彼らの作品で好きなのはギャオスの死体なんだな!ホームページは http://www.ne.jp/asahi/setouchi/pro/
)とMACで動かす予定なのだ。現状ソフトもローランドDGさんの姿勢としてはMAC使用はユーザーの自己責任でという状況では在るが実用上は充分使用出来る訳であります。
突然ですが、読者コンテストに商品出します。
前回の読者コンテストテーマはフォーミュラーカーという事で読者の素晴らしい作品に感動したのだが、僕からも今後突発的に独断で粗品を進呈したいと思う。
まず、EVAタイプ3Aをスクラッチされた安達さんに、これはやられたという感じで、御年齢から察するがリアルタイムでは無いにも関わらずこれをここまで作った熱意に対してPCを使っていらっしゃるかは不明だが『六角大王スーパー3』を
次、ブラウンベアスペシャルを製作された野上さん、これも同じくやられた・・僕もこの手はいつか作ってやろうとデータの収集には勤めておりました。最近岸田が作ったベレットR6クーペ1/43のキットをお贈りしたい。
サプライ品コーナーも御参考に 
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