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今回は、我が国最大の製造業向けITソリューションの専門展である『設計・製造ソリューション展』の御報告をしたい。本展は製造業向けがメインであって、我々の様な小さい規模の生産や趣味の分野を主にしたソリューションは限られるが、毎年進化しているハード・ソフトの中から興味を引いたものを御紹介したい。・・・と普通の記事ならここから各種の製造業向け機器の紹介が在り、業界の明るい未来を予感させる様な文面の筈だが、いきなり冒頭からまったく逆説展開となってしまう。実は今回取材した方々に同じ質問をした。展示会場の全てのものはそりゃー素晴らしいのは例年同じである。非常に使いやすいインターフェースの高機能なソフト、従来の常識では考えられない様な造型を行うハード・・全てが高率的、かつ敏速に製造現場のニーズを満たしているしコストパフォーマンスも高いのだが、あえて僕がした質問は『このソリューションによって新たな雇用は生まれますか?又、我が国の景気が回復する様な需要が起きますか?』という誠に僭越かつ生意気なものだ。そしてほとんどの方(勿論大きな会社で担当の専門分野の方々に答えを出せというのも無謀な話だが)の答えは『雇用は・・合理化されて少なくなるかもしれない・・景気は・・分からない・・』だった。そんな中、その答えはこれです。と一本の櫛を出し明快に答えて頂いたのが写真の(株)システムズナカシマの久保部長だった。『これは美容師の方が自身で作ったものです。当初は色々な外注先を回って相談をしていましたが、専門の製造業者の視点で見ると形状的に不合理な事が多く実現出来なかった。それで自分自身がパソコンでデータ化し手軽な切削機で作った訳です。そしてこの櫛は海外でも非常に高い評価を受けています。雇用が生まれるという視点では無く、製品を使う人が製造業に頼らなくても自らそれを製作出来る環境がデジタル環境の進歩から整ったという事です。全体のスキルがアップすれば自然に上流から新たな需要を生むものが生まれる筈です。ただそれは所得が増えるという形では無く、物物交換の様な価値観として表れるのではないかと思います。』実は久保部長は昨年もそう言われていました。多分5年位前もそう思っていらしたかと思います。現在この御意見には僕も同感です。ただ新たな雇用や需要を作り出す人材が現在の我が国の環境から生まれるか?海外に流失しないか?相変わらずのものさしで論議される政治現象を見るにつけ不安にならざるを得ません。 部長を紹介して製品を紹介してませんが、詳しくはhttp://www.nakashima.co.jp/ で |
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レーザーPICZA近日発売か? 以前お伝えしたレーザーPICZAが、これはそろそろ製品化?と思わせる完成度で展示されていた。内部の電子レンジみたいに回転する台に対象物を置きレーザーで形状を読み込んで行くというもので、次に紹介する対象物を回転させて切削し4面加工を行うMODELA PROの試作品との繋がりも感じさせる。価格はどれ位かという質問をしつこくしたが、『150万以下という話はネットに出ていますが、今申し上げられるのは100万近辺という事です。』との事でした。
製品の上のモニターでは内部にCCDを入れてレーザーの動きが分かる様に展示していた。 |
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切削対象を回転させながら切削 MODELA PRO 試作品
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まず最初の写真はレーザーPICZAで読み込んだ像のデータを切削したもの。従来の3軸加工機では不可能であった全ての面からの切削が可能となる。次の写真は1/32のモデルカーを切削している所だが前後を中心とした回転の他に90度向きを変える様なアタッチメントが工夫されていた。つまり前後をその状態で切削し、平行にして上部、左右を切削する。各面独立して切削する訳では無く、一度の工程で製作出来る。
小型彫刻機「EGX-300」 定価598000- 9月発売予定 高精度な彫刻加工デスクトップサイズの多機能彫刻機。A4サイズをフルにカバーする305 mm(幅)×230 mm(奥行)X30 mm(高さ) 彫刻機なので、刃物はφ3.175 mmおよびφ4.36 mmの彫刻カッターだが、オプションのコレットを装着することで、エンドミルも使用できる。加工可能な素材はプラスチック、アクリル、ABSなどの樹脂系素材から、銘板やトロフィーのプレートに使われる真鍮、アルミのような軽金属も可能。従来機PNC2300(CAMM2)の後継機という位置かもしれない。MODELAより少し高い性能で厚みをそれ程要求しないので在れば選択機種の一つになると思う。大きさ的には趣味レベルとしては少々大きい。
小型切削機では切削CAMソフトはクラフトミルが主流だった。 |
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次は以前から是非紹介したかったFREEFORMという製品、写真の操作デバイスとソフトというものだが、注目なのは操作するマジックハンド用のペンみたいなもので作業画面上の3次元データにポイントをあてると、実際に手に感触が伝わって来るのであります。これは毎分1000回転のモーターが3個内臓されている訳で、言葉で表すのは難しいのだが、確かに画面上のデータに触れるのだ。それで粘土(硬さ感覚は調整できる)みたいに削ったり、ならしたり、盛ったり出来る訳です。 |
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担当のセンサブルテクノロジーの小林広美さん 『何処かで御会いしましたか?あーっリアルファクトリーさんで顔を作ってらした方ですね』そう、前回御紹介の僕の顔もミノルタの光学スキャナーで読み込んだデータを本機で修整作業をしていたのです。何か作って見ましょう・・・と僕のPBOOK上のM12の外観イメージを見ながら大体の外観をあっという間に作ってしまった。それをみながらオジサンが考えていた事は画面上にオネーチャンのデータが在って、こんな装置で触れちゃうマシンとか出来るんじゃーないか・・触ると・・こーっボヨヨン〜とかもするギミックはどうするか?・・・とにかく面白いです。詳しくは www.sensable.com で御覧下さい。 |
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削るのでは無く、盛る機器の数々 年々多くなって来ており、製作されるものも複雑な形状になって来ている。趣味の分野ではまだ高いが今後より発展し低価格になって欲しい。 ![]()
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突然ですが、ビットレーサーの動力ギミックで72スケール位の飛行機が飛ばせるんじゃーないか? という事でモーターの小ささと単3 2本 30秒充電で3分稼動、完成車セットが980円という手軽さから挑戦決定、ひとまずこんな感じで実験した。無理は承知、結果は飛んだ(落ちた?)しかし非常に良好です。
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