3Dデータをネットから取得して模型が作れる時代 5

『CG DATA BANK』http://www.cgdatabank.com のDLデータを元にした模型製作、最終回です。

今回は切削したパーツを合わせて原型を製作し、量産出来るシリコン型を紹介します。

前回も書きましたが、本件は正に、昔こうなったら良いなと思っていた様な夢みたいな事・・

3次元データをネットから取得して、ユーザーが自ら模型を作れるという象徴的な事例だと思います。

切削したパーツを合わせる

切削したパーツを合わせます。スケールを前回1/20と書きましたが・・すみません

切削範囲を普及機のMDX15に合わせて、今回その半分1/40で作りました。

前後、左右、上面に8個に分けたデータでしたが、そのまま瞬間接着剤で合わせただけです。

ご覧の様に(当たり前ですが)ピッタリです。

重要なので補足・・下面が平面の片面切削

今回の分割データは下面が平面の片面切削です。後にピッタリ合う様に正確な切削をする為には図の様に、基準面、材料の面だしによる正確な準備をする事が重要です。

シリコン型

作例の様なボディの形状の場合のシリコン型を紹介します。この様な形状の場合は、下面の内側の

中央部分に注型口を開けて、外型周囲にレジンが抜けて行く形が良いと思います。

又、別件の作例ですがタイヤの型もご紹介します。こちらは外の注型口から下から上へ抜ける形です。

今回ボデイの紹介のみですが、他のパーツも上記どちらかの方法でシリコン型は解決します。

製作手順は、写真の様に原型を粘土に埋め込み進めます。

型完成、レジンを注型

完成した型にレジンを注型し、複製しました。

バキューム用ウインドウデータ

『CG DATA BANK』のウィンドウ部分のデータを選び出力したものです。

レイアウトはそのままで良いと思います。バキュームする訳ですからエンビ板の厚みを

切削時にオフセットする必要が在ります。

透明パーツに関して、今回ご紹介出来ませんが、バキュームでは無く、アクリルを切削して

透明パーツを製作しているユーザーが最近多いです。

アクリルは切削でも透明度が維持される為、少量生産の模型等の製作でも使用されています。

さて、数回に分けて作例をご紹介しました。今回『CG DATA BANK』のご協力も在って、

デジアナ製作の集大成的?作例が出来たと思っております。

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