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ネコ パブリッシングより、年6号発売のMODEL CARSで、37号から連載している記事を紹介します。MODELA,PICZAを中心に初心者にも分かりやすくデジタル環境を利用した模型製作を解説しております。実は!最初の方はデータをとばしてしまいました。とりあえず、どんなものか画像で参考にして下さい。2000/11月から月刊になりました。 |
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伯父が病になってしまいました。この伯父、震(しん)といいまして、名前が示す様に関東大震災の日に避難中の上野の山で生まれました。その後兄の伯父と共にハワイアンのミュージシャンとなりましたが、すぐに開戦となり(昭和16年)バッキー白片さんのバンドでNHK国際部から東京ローズらと共に 主として対米放送をしておりました。昭和18年には海軍14期予備学生として 召集を受け、海軍少尉として99式艦爆のパイロットとなり当然特攻隊要員となりましたが幸運にも生き延びたという経歴を持っております。でっ病気の見舞いにフジミ製1/72 99艦爆22型でも作って持って行こうと思いました。久々に飛行機を作ろうと思ったのですが、読者の皆さんも疑問に思っている方多いと思いますが、日本軍機の機体内部色は青竹色というのが・・まっ他誌で恐縮ですが・・一貫した編集方針(オマケなんか付けない・・)我が国の模型誌の重鎮『モデルアート』的には定説かと思います。しかし私長年この青竹色というのには疑問を持っておりましたので、製作中の99艦爆を自宅療養中の伯父の所に持参しまして、病人をたたき起こして質問致しましたが、覚えていないとの事、しかし毎月元海軍予備学生の会が在って『湘南ガンルーム』という会が近々に在るからそこへ行けば情報が得られるのでは・・との事・・そうか・・伯父ちゃん今回は欠席なら代役で御挨拶して来る。と参加させて頂きました。平均年令82〜3才にも関わらず、真っ昼間から(集合12時)ビール、焼酎、日本酒で盛り上がる人生の大先輩の会合に参加させて頂いた写真で在ります。でっ幹事の方が『おーい、今日は寺部君が具合が悪いから甥の方が来られてるが、コクピットの内部の色が知りたいそうだ。』と御紹介頂きまして、定説としての青竹色を御説明致しました。結論ですが、御意見集約致しますと『覚えてねーなー・・でも色なんて感じは無い、計器盤は黒だ。後は色なんかねーよ。』という事でございました。僕にとっての近代史の先生は学校の教科書では無くプラモデルだったと思います。平成16年8月、59年目の終戦記念日が来ます。モデルカーズ的に日本海軍機の機体内部は『計器盤は黒、後は色なんかねーよ』を記録として残したいと思います。皆さんの山と積まれたコレクション(多分?)を製作される時の感性として参考にして下さい。 |
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疑問点が解決?されたので模型は作れそうだが、更に、機材環境は在るし、私の首の上の頭には多少の脳が存在しているのだから・・このネタを広げたいと思った。伯父はハワイアンという事でオリジナルのウクレレもお見舞いに作ろうと思った訳でございます。ウクレレという楽器ですが、マーチンというギターでは非常に著明なメーカーの戦前のものが良いのですが、丁度友人の楽器リペアーマンの所に戦前のマーチンのウクレレが入っておりまして、ブリッジが飛行機の形をしておりました。これはリンドバークの大西洋横断時期に製作されたものなのですが、これ頂き!という事で99艦爆をPICZAで読込みデータ化して木製のウクレレブリッジにする事にしました。 |
木材はMODELAの材料として硬さ等はまったく問題は無いのですが木目等綺麗に切削するには技の必要な素材です。例えばミニカーをデータ取り込みして木製のソリッドモデルなんていうのも良いな・・と思っていたので実験としても有意義かと思いました。 |
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準備した素材 ブリッジとしての音的性能は今回無視しまして同期の桜で桜材、海軍で甲板のチークという安易な発想で材料を東急ハンズで調達しました。目が荒く切削が難しい方のチークを使ってみようと思います。
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まずデータは1/72 99艦爆をPICZAに置き上から形状を読込みます。今回方法は省略します。最初はピッチは荒く読んで必要部分を指定して細かく読込みました。1/72の大きさで今回ウクレレのブリッジ位に縮小するのでそれ程細かく読込み必要は無いと思います。 |
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読込まれたデータです。これをそのまま切削しても仕方無い訳です。形も高さを低くレリーフの様な感じにしたいと思いました。 |
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以前御紹介したと思いますが簡単にデータを変形する方法としては、MODELAの切削を制御するMODELA PLAYER4の機能で簡単に実現します。又今回作りたい形状は『レリーフ状の99艦爆の上面が彫刻されていてその輪郭のまま約1cm平行に厚みの在る板』なのですがデータの高さ(レリーフ部分)以下を余分に切削する設定もMODELA PLAYER4では可能です。 |
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ボールエンドミルと切削設定 木材の様に節や目の在るものは使用するエンドミル(刃)の選択と切削の設定、具体的には切削時の切り込み量、XYの移動速度等を適切にする事が重要です。MODELA PLAYER4の設定で可能です。 |
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今回使用したエンドミルは荒削り〜仕上げ用にユニオンのCPRB2030-35(直径3mmのボール)とこれでは刃が表現出来ない細かい部分の仕上げ用にCPRB2015-20(直径1.5mmのボール) です。エンドミルの選択と切削設定は重要で最近思う事はソフトだハードだ以上に重要な事だと思ってます。 |
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切削設定です。目が荒い木材等を切削する場合、表面を綺麗にする為に考える事は切り込み量(1回の切削時にどの位の深さまで削るか)は少しずつ、XY方向の移動速度は適度に早過ぎ無い。出来れば刃の回転は高回転で・・というイメージです。率直に言って経験を積む事が重要でマニュアル的なものは無いと思います。(メーカーの設定は朴で在りますが)MODELA PLAYER4の設定画面です。 |
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切削です。今回欲しいものの高さはレリーフ部分も含めて1mmです。準備した材料は高さ15mm在りましたから余分な5mmは面だし切削で落とします。以前プラ板の切削で御紹介しましたがこの様な形状を切削する場合は切削材の下にすて板を置き、両面テープで切削材を固定します。余分な5mmを落とし残り10mmを少し余分に切削すれば輪郭が切り抜かれたものが出来上がる訳です。 |
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荒削り〜仕上げを3mm径の刃で終了しました。
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1.5mm径の刃で細かい仕上げを行い。完成です。 |
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良いお見舞いの品が完成すれば良いのですが? |
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